【自己分析って必要なの?】自己分析が必要な理由を解説!

就職活動を始めると、絶対に聞くであろうワードが「自己分析」

自己分析?なにそれ?って、多くの人が思うと思います。少なくとも私は思いました。

そして自己分析って何でやらなあかんの?という気持ちにもなるかと思います。

 

私は就活で自己分析を色々したことで自分を知れた反面、迷走してしまいました。

そんな経験から、今度は過去の自分へ、そして今迷っている人へ向けてアドバイスするつもりで記事を書いています。

ボリュームが大きくなってしまったので、今回は「自己分析が必要な理由」について解説しています。

よろしければご覧ください。

自己分析とは

自己分析って言葉よく使われていますけど、私は「自己分析=自分を知る」ことだと思っています。

ちょっと難しい感じが薄れた気がしませんか?

気楽に捉えていきましょう。

自分を知る」をもっと噛み砕いていくと

自分はこんな人だということを知る、説明できるようになる」ということ

つまり

・自分はこういうことが好き

・自分はこういうことが好きじゃない

・こんな時に楽しいと感じる

・こんな時につまらないと感じる

・こんな時に悔しいと感じる

みたいな感じで、自分がどういう時に何を感じるか、その傾向を知ることだと私は思っています。

難しい?そんなこと考えたことない?

そうですよね〜私も考えたことなかったです。

ですが一度自分を知ろうとする癖をつけると、あらゆることが自分を知るタネになるんです。

だからこの機会にぜひ、自分を知ろうとしてみてほしいです!

 

就職活動で自己分析が必要な理由

就活では自己分析が重要!ってよく言われていますが、私はそもそも就活に限らず自分を知ることは大切なことだと思っています。

ですがまず、就職活動で自己分析が重要と言われている理由について解説していきます。

就職活動で自己分析が重要と言われる理由は

ずばり

自分を知ることで就活を効率的に進められるから

だと私は思っています。

就職活動って、星の数ほどある会社から限られた企業に応募し、選考が進み内定が出た中から1社に入社する、という流れですよね。

じゃあどうやって、応募する企業を決めて選考を進んでいくのかというと…「なりたい自分に近づけそうな企業、職種」に応募して、企業の面接官に「自分をアピール」するわけです。

なりたい自分って何やねん?自分の何をアピールすればいいの?ってなりますよね。それを明確にする必要があるんです。

就活において自己分析が必要な理由は主に2つあります。

企業選びの軸を見つけるため

これはよく聞くと思います。要は自分が生きて行く上で何を重視するか?これがあれば多少は我慢できるというような価値観のことを指します。

これは人それぞれ違って当たり前で、私は勤務地と給料、福利厚生(女性の働きやすさ)で企業を選びました。

かと思えば、企業選びの理由にやりがいを1番に挙げている人もいますし、本当に色々ですよね。

 

人が何かを選ぶ時、直感で選んでいても、実は無意識で何かの基準に沿った選択をしています。

それが自分の中の価値観

直感でこの会社に惹かれる!と思っても、なぜ行きたいのか志望動機が話せないと思います。

自分の価値観を理解して直感に理由づけができるようになれば、企業を探しやすくなり、志望動機に対しても論理的に説明することができるようになります。

 

自分のことを説明できるようになるため

就活では自己PRが必要とされます。

自己PR、つまり「自分はこんな人ですよ」をわかりやすく伝える必要があるんですよね。

「学生時代に頑張ったこと」という質問があるとすると、その質問の意図はあなたは何を頑張ったか、そこでどんな苦労があってどんな行動をしたか?を知るため。企業はそのエピソードを通じて、「会社に入ってからも同じように頑張ってくれるだろうか・・・」というところを見ます。

自分で自分を理解しておかないと、絶対に人に伝わる自己PRはできません。

 

以上の2点が就活において自己分析が必要な理由です。

面倒に思うかもしれませんが、やる価値はあります。

 

就活に限らず自己分析が重要な理由

私が自分を知ることが大事だと言い張っているのには、さらに2つ理由があります。

 

自分のメンタルをコントロールしやすくなる

就活をしてから、私は自己分析をする癖がつきました。というと堅苦しいですが、要は「自分はこういう時にこんなことを思うんだな〜」ということを日常で意識するようになったんです。

具体的にどういうことかというと、「今のあの人の発言めっちゃモヤモヤしたー!!」と感じた時に「なぜそう思ったか」

を自分の中で考えるんです。

モヤモヤってそもそも何なのか(笑)

悔しいのか、不快なのか、納得できないのか…

じゃあ何に対してモヤモヤしてるんやろう?

と、自分の中で掘り返していくんです。

そうすると、自分があの人の発言のどういう感情を抱いたかが明確になってきて、

あ、自分ってこういう発言に対してこんな感情抱くんや!という気づきに行き着きます。

その結果、自分の新しい一面を知ることができるというわけです。

 

しかも何が良いって、モヤモヤしたことを掘り下げてるうちにモヤモヤが解消されていくんですよね。

納得いかなかったことなら、納得いくように説明してもらえばいいし、意見が合わないなら自分の意見も言ってみれば良い。

理由のわからないモヤモヤはストレスを産むんですが、理由さえわかれば対処のしようがあります。

これによりメンタルのコントロールがしやすくなりました。

 

なりたい姿、なりたくない姿を考えるようになる

そしてもう一つ。その自己分析癖のおかげでなりたい姿、なりたくない姿を思い描くようになりました。

これ、就活に限った話ではなく非常に大切な部分

将来どんな人間になりたいか、どんな生き方をしたいか・・・考えたことありますか?

私は漠然としか思い描いていなかったんですが、就活を機に本気で考えました。

そして未だに、日々考え続けています。

 

学生時代は、会社で働き続ける未来を想像していました。

もう少し詳しくいうと、「出産、育児を経ても仕事をやめずに、一人で子供を養えるくらい稼ぎたい

というのが大学時代に考えていた私のなりたい姿でした。

その考えは私の根幹なので、今も変わりません。

ですが、やはり会社は制約が多く、結婚をしたとしても夫婦が同じ場所で暮らせるとは限りません。

自分のなりたい姿、ありたい姿はこの会社で働くことでしか実現できないのか?」と考えが変わりました。

その考えの変化にも理由があり、自分の中では明確になっています。

日々色々な出来事があり、感じることがあります。

その度に自分と向き合い続けることで、何かを決断する時も自分の選択に納得できるのかなと思っています。

 

さいごに

自己分析は自分を知ることです。

何も難しく考える必要はありません。

今まで無意識に選んできたこと、感じてきたことを掘り起こすことでより深く自分を知ることができます。

自分と向き合い続けることで自分の考えは洗練されていきます。

それが自己分析の良いところで、本質だと思います。

 

そして就活で自己分析をする目的は2つ、

企業選びの軸を見つける」「自分を説明できるようになる」ことです。

 

就活というのは周りに流されがちです。

みんながやっているから自己分析をするのではなく、きちんと目的を理解した上で取り組みましょう!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です